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放射線診療は病気や怪我の診断・治療に重要な役割を担っています。当院でも診断価値の高い画像を提供するために、病気の種類や怪我の具合によって一般撮影、DR(透視)、CT、MRI、マンモグラフィー、骨塩定量検査を行っています。すべての画像がフィルムレス化されデータとして各科・病棟に送られます。
放射線科には4つのお部屋があります。
それぞれ行う検査が異なります。扉をクリックして中をのぞいてみましょう!
☆小さなことでもご不明な点がございましたら☆
★お気軽にご相談ください★
画像診断においてもっとも基本的で重要な単純X線撮影を行う部屋です。
患者さんに少しでもリラックスした雰囲気で検査を受けていただけるよう心がけています。
単純X線撮影での被ばく線量はとても少なく、短期間に複数回検査を行った場合でもほとんど影響はありません。安心して検査をお受けください。しかし一般に胎児はX線に対する感受性が高いため、妊娠されている方もしくはその可能性のある方は、事前にスタッフへお知らせください。
医療被ばくカウンセリング講習を受けたスタッフもいますのでご相談やご質問などがありましたら、お気軽にお尋ねください。
病気や怪我を診断するためにX線を用いて胸部や腹部、椎体・手・足等を撮影します。
金属、プラスチック、厚手の衣類、Tシャツのプリントが写真に写ってしまうことがあるため検査衣に着替えて頂いたり、メガネ、時計、ヘアピン、ネックレス、湿布、カイロ等を外して頂くことがあります。
撮影する部位・症状などによって、さまざまな撮影方法がありますので、質問や気になることがございましたらお気軽にお尋ねください。
当院では、DEXA法によって骨密度を計測します。DEXA法とは骨粗鬆症学会のガイドラインにおいて推奨されるもっとも精度が高い測定方法です。
骨折しやすい腰椎や大腿骨頚部の骨密度を測定するにより、骨粗鬆症の診断や骨折の危険性の評価が可能となります。
骨粗鬆症は骨の密度が減少するために骨の強度が低下し、骨折の危険性が高くなる病気です。患者さんの男女比は、1:3と女性が多く、閉経による女性ホルモンの減少が大きな要因です。腰椎や大腿骨の骨折で、寝たきりにならないためにも定期的に骨密度を計測し、自分の現在の状態を把握しましょう。
マンモグラフィ・よくある質問 Q&A
Q1、マンモグラフィと生理の関係
生理前はホルモンの関係で乳房が張って痛むことがあります。できれば、マンモグラフィ検査は生理が始まってから一週間ぐらいに受けられるのがよいでしょう。
Q2、マンモグラフィと授乳の関係
検査は可能です。しかし、通常よりも強い痛みを感じたり、仮に病変があっても、見えにくかったり、隠れて発見できない可能性があります。そのため、授乳中や授乳直後の方は、超音波検査をお勧めします。
Q3、マンモグラフィと放射線被ばく
マンモグラフィの被ばく量は、人間が普通に生活しているだけで浴びる放射線の数十分の一と極めて微量です。安心して検査をお受けください。
Q4、検査の頻度
マンモグラフィは最低二年に一度、できれば一年に一度受けるようにしましょう。
Q5、検査の注意点
当日の服装ですが、上半身は洋服を脱いでいただいて検査を行いますので、出来ればワンピースなど上下に分かれていない洋服はお避けください。また、長い髪は事前に束ねておいてください。
また、撮影範囲は乳房からわきの下を含めた部分です。撮影の際は、制汗剤やパウダーなどをよく拭きとってください。がんのサインである石灰化に似て写ることがあります。
DR(Digital Radiography=デジタルラジオグラフィー)検査では、主に造影剤を使用したX線診断を行います。胃透視を始めとするバリウム造影剤を飲む検査の他、内視鏡を使用する検査、造影剤を静脈注射・点滴などを用いる検査があります。
●バリウムや発泡剤を飲んで頂き、体の向きを変えたりお腹を圧迫しながら、写真を撮ります。
胃の壁についている胃液をバリウムで洗い流して写真を撮りますので、台の上で回転して頂いたり、撮影のポジションを決めるために色々と動いて頂きます。聞こえない時や分からない時は、手を挙げてお知らせください。
・CT検査は、X線を身体の周りから照射し、体内を通過したX線量をコンピューターで処理することによって人体を輪切りにした画像をつくります。さらにこの輪切りの画像を処理することによって色々な方向からの断面や三次元の画像が得ることができます。
・CT検査には、単純検査と造影検査があり、造影検査は血管や病変をより詳しく調べるために、造影剤を血管内(静脈)に投与して検査します。
・検査する部位や目的によってかかる時間は異なりますが、入室から退室までは10分〜30分程度となります。
下記に該当する方は、検査を受けられないことがあります。事前にお申し出ください。
64列 CT 装置(Canon 社製)
・MRI検査とは、強い磁石と電波を使って、体の臓器や血管を撮影する検査です。
・検査ベッドに寝ているだけで体の向きを変えることなく様々な断面の撮影が可能です。
・CT検査とは異なり、放射線を使わないため、被ばくの心配はありません。
・頭部領域の小さな疾患や整形外科領域、腹部領域など全身各部位の診断に役立ちます。
・検査する部位や目的によってかかる時間は異なりますが、入室から退室までは20分〜50分程度となります。
MRI検査室は強い磁場が発生しているため、電子機器や装飾品を持ち込むことができません。
また、体内金属の素材によっては検査を受けることができないことがあります。
@ 下記に該当する方は、検査ができません。あらかじめご了承ください。
A 下記に該当する方は、検査を受けられない場合があります。事前にお申し出ください。
1.5T MRI装置(GE 社製)
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