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診療科・部門紹介

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耳鼻咽喉科



耳鼻咽喉科について

耳鼻いんこう科の扱う疾患は「耳 」「鼻」 「のど」を中心に広く顔面から頸部まで、さらに手術の際には頭蓋底、眼窩までにその範囲は及ぶこともあります。 これらの領域にはヒトの五感のうちの聴覚、嗅覚、味覚が存在していますので、たとえ軽度な異常でも Quality of life:質の良い生き方に影響を及ぼします。また、時として命に関わる悪性疾患も存在します。
当科では、長年、中部地方の病院にて臨床経験を積んだ医師により、ひとりひとりの病態に合わせた保存的医療を提供いたします。

診療受付時間のご案内

診療受付時間 8時30分~11時45分
診察日 火・木・金

対象疾患

  • めまい
  • 中耳炎
  • アレルギー性鼻炎
  • 難治性副鼻腔炎
  • 難聴
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • いびき
  • 鼻づまり など

診療内容

難聴・耳鳴

聴力は良好なコミューニケーションには欠かすことができません。 聴力の低下は、疾病によるものもあれば、加齢によるものもあり、その原因は様々です。長年この分野で活躍してきた担当医師が多様な検査機器を活用し診断を下します。補聴器の適応決めや、補聴訓練は補聴器適合師が主体で行います。各人の症状、程度にあわせた治療を進め、快適な日常生活に導きます。

中耳炎

中耳炎は小児の病気とのイメージをもたれるかたも多いのではないでしょうか。昨今増加しております小児の滲出性中耳炎に対しては通院治療で対応し、必要に応じて鼓膜換気チューブ挿入を行うなど、将来のお子様の耳の成長を第一に考え治療計画を構築いたします。 成人にも放置してはならない危険な中耳炎があります。真珠腫性中耳炎は進行すると中耳周囲の骨を破壊し顔面神経麻痺や脳神経症状をきたすこともあります。CT等による正確な画像診断に基づき診断します。

めまい

平衡機能障害、いわゆるめまいの半数以上は耳が原因で引き起こされると報告されております。しかし、割合は少ないものの、中枢性のめまいも存在するため、障害部位の特定は最優先事項です。当科では身体動揺計検査・温度眼振検査・赤外線カメラ眼振観察・CT・MRI 等の検査機器を活用し、神経耳科診療のエキスパートである医師の診断のもとに治療を進めてまいります。

副鼻腔炎

副鼻腔炎は一般には「ちくのう症」とよばれる、鼻の周囲の顔面骨の空洞(副鼻腔)に膿が貯留する病気です。 時としてポリープが発生し頑固な鼻閉をきたす場合もあり、外来手術として鼻閉改善のため、鼻茸摘出術・下甲介粘膜焼灼術を行い、術後自己管理鼻洗浄の指導を行います。

当科の特色

以上にあげた疾患以外でも、耳鼻咽喉科領域の疾患は多くあります。それらに対しても的確な診断に基づき、画一的な治療ではなく、ひとりひとりに適切な治療を選択して参ります。症状でお悩みの方は、まずは気軽に受診いただきますようお願いいたします。
必要に応じて、喉頭ファイバースコープ下の生検等を行います。

担当医師紹介

正木 道熹(まさき みちひろ)/耳鼻咽喉科部長
出身大学
岐阜大学医学部(昭和46年卒)

指導医・専門医・認定医など
医学博士
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本耳鼻咽喉科学会認定騒音性難聴担当医
日本耳鼻咽喉科学会認定 補聴器相談医
日本気管食道科学会認定専門医
日本災害医学会(日本職業・災害医学会)評議員
経歴
岐阜大学医学部耳鼻咽喉科入局
岐阜大学医学部耳鼻咽喉科助手
公立学校共済組合東海中央病院耳鼻咽喉科医長
労働福祉事業団中部労災病院耳鼻咽喉科副部長
労働福祉事業団中部労災病院耳鼻咽喉科部長
岐阜大学医学部客員臨床系教授
中部労災病院副院長(院内)
中部労災病院副院長・耳鼻咽喉科部長取り扱い(独立行政法人労働者健康福祉機構)
一宮西病院耳鼻咽喉科部長
名豊病院耳鼻咽喉科部長

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