MRI設備について
超電導MRI装置
MRI(磁気共鳴画像診断)検査に関して
MRI検査とは、磁場を利用して体内の様子を画像化するものです。解剖学的、質的診断にきわめて有効な検査です。
放射線を使用していませんので、被ばくの心配がありません。
検査中は多少大きな音がしますが、仰向けに寝ているだけで無理なく苦痛の無い検査が行なえます。
また、現像したい病変/部位に応じて様々な撮像が行なえます。
放射線を使用していませんので、被ばくの心配がありません。
検査中は多少大きな音がしますが、仰向けに寝ているだけで無理なく苦痛の無い検査が行なえます。
また、現像したい病変/部位に応じて様々な撮像が行なえます。
- T1強調像:部位の解剖構造が描出されます。
- T2強調像:主に臓器や病変の水分が描出されます。
- DWI:急性期の梗塞が強調されます。
- MRA:血液の流れを描出します。
当院の超電導MRI装置について
ドイツに本社をおくシーメンス社製の高性能MRIを導入しております。たいへんに強い磁場(1.5T:地磁気の33,000倍の強度)を発生する超磁場超伝導磁石を用いることにより、高速で、しかも高精細な画像診断が可能となりました。
頭部の小さな病変(腫瘍、梗塞など)や血管の状態。整形外科領域や腹部などの全身の検査診断が可能です。
頭部の小さな病変(腫瘍、梗塞など)や血管の状態。整形外科領域や腹部などの全身の検査診断が可能です。
頭部領域
頭痛・手足のしびれ・めまい・もの忘れの原因となる疾患
(脳腫瘍・脳梗塞・脳内出血・クモ膜下出血・認知症など)
(脳腫瘍・脳梗塞・脳内出血・クモ膜下出血・認知症など)
腹部領域
肝臓・膵臓・腎臓などの腹部疾患
(腫瘍・結石・動脈瘤など)
(腫瘍・結石・動脈瘤など)
脊椎・関節領域
神経の走行や圧迫の程度・その原因
(椎間板ヘルニア・圧迫骨折・靭帯損傷など)
(椎間板ヘルニア・圧迫骨折・靭帯損傷など)
その他
筋肉や軟部組織・上肢・下肢の血管病変
(筋肉内出血・南部腫瘍・閉塞性動脈化症など)
(筋肉内出血・南部腫瘍・閉塞性動脈化症など)
- 当院ではドイツ・シーメンス社製の最新の1.5T MRI MAGNETOM ESSENZA を設置しております。
- このMRIは最新の145cmショートマグネットの採用により、圧迫感がなく、お子様やご高齢の方でも安心して検査が受けられます。
- MRIは磁気の力を利用し、体内からの信号をコンピュータ技術により映像化します。
- 頭部の断層像や血管像の他、全身の臓器を見ることができます。
- 磁気の力を利用しての検査ですから、放射線被ばくもなく、安全に検査が行えます。
- 患者さんはベッドに横になっているだけで検査が済み、痛みなどの苦痛もありません。
- クモ膜下出血の原因となる脳動脈瘤や症状の初期の脳梗塞の発見など、病気の早期発見や予防にも効果的な検査です。