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消化器内科

消化器内科のご案内

消化器内科とは食道・胃・十二指腸・小腸・大腸といった消化管全体の病気を診る診療科を指します。更に、肝臓・胆のう・膵臓といった消化管と関連が強い臓器の病気も診ることができます。つまり、おなかの中のほとんどの臓器を診ることが可能な診療科と言えます。消化器内科の病気はたくさんありますが、それ以外の病気の可能性もあるので、当院では胃カメラや大腸カメラ・MRI・CT・レントゲン・心電図などの検査を組み合わせ、適切な治療につなげます。大事なのは早期発見・早期治療なので、気になる症状がございましたらご相談ください。
高度な医療を必要とする病気の場合は早期に高次医療機関への紹介をすることで、治療がスムーズに進むように致しますのでご安心ください。

  • 胃カメラ検査機器の写真
  • 大腸カメラ検査機器の写真
  • 胃カメラ検査のイラスト
  • 大腸カメラ検査のイラスト

当院の胃カメラ検査の特徴

  1. 消化器関連学会専門医が行います。
  2. 負担の少ない鼻からの検査を行っております。
  3. 平日の検査が難しい方は、土曜日の検査も行っています。
  4. 即日・当日検査も可能です。(食事の影響や診療の混み具合によってはお断りする場合がございますので予めご了承ください。)
  5. 内視鏡機器はガイドラインに沿ってしっかりと洗浄/消毒されております。組織検査で使用する器具は、その検査限りの使用なので  感染予防は徹底しております。
  6. 希望に応じて鎮痛薬や鎮静薬の使用が可能です。(使用には条件があります)
  7. 鎮静薬を使用した場合は、薬の効果がなくなるまでお休みいただきます(リカバリールーム)

「内視鏡検査にいい思い出がない」「苦しかった/痛かったのでできることなら受けたくない」など、内視鏡検査を迷っている方がおられましたらお気軽にご相談ください。当院では鼻から検査を行っております。個人差はありますが、口からの挿入より鼻からの挿入の方が苦しさが軽減がされる傾向があります。また、希望により鎮静薬(ぼんやりと眠ったような状態になる薬)の使用も検討します。検査を受けられる方の希望に可能な限り沿いたいと思います。

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)

当院の胃カメラは苦痛を極力少なくするため、鼻から挿入可能な細いスコープを使用することが可能です。喉(咽頭)⇒食道⇒胃⇒十二指腸の観察を行います。体内から消化管の粘膜を観察することで、炎症や潰瘍、腫瘍の発見が可能となります。必要に応じて組織の検査をしたり、ピロリ菌の有無を検査したりすることが可能です。検査は痛みを感じることが少なく比較的簡単にできますのでお気軽にご相談ください。
胃の症状がある方だけでなく、健康診断のバリウム検査で異常が指摘された方や過去にピロリ菌を除菌された方、食道/胃/十二指腸の病気を経験されたことのある方など、定期的な胃カメラ検査を行うことで病変の早期発見や健康維持につなげることが期待できます。

当院の大腸カメラ検査の特徴

  1. 検査は消化器関連学会専門医が行います。
  2. 大腸カメラ検査では炭酸ガスを用いるため検査後のお腹の張り感が速やかに解消されます。
  3. 大腸ポリープについてはその場で摘除を検討し、日帰り手術が可能です(病変によっては高次医療機関を紹介いたします)
  4. 内視鏡機器はガイドラインに沿ってしっかりと洗浄/消毒されております。組織検査で使用する器具は、その検査限りの使用なので感染予防は徹底しております。
  5. 希望に応じて鎮痛薬や鎮静薬の使用が可能です。(使用には条件があります)
  6. 鎮静薬を使用した場合は、薬の効果がなくなるまでお休みいただきます(リカバリールーム)

大腸カメラ(下部消化管内視鏡)

大腸カメラとは、内視鏡を肛門から挿入し、小腸の終わりから全ての大腸を観察する検査です。胃カメラと同様に粘膜を観察することで炎症や大腸ポリープなどの病変を発見することができます。偶然早期の大腸がんが見つかることもよく経験されることです。
一般的に大腸がんの発生は、腺腫(アデノーマ)という大腸ポリープが徐々に大きくなることで癌化することが分かっているため、腺腫の段階で摘除することが発がんを予防する手段となります。
安全に取れると判断したポリープであれば、その場で摘除します。ポリープを摘除することで大腸がんの予防をすることが可能となります。 ポリープだけでは症状が出ることはほとんどありませんので、心配があればご相談ください。
病変を発見した時は、その場で日帰りのポリープ切除を行っています。ポリープが大きい、数が多い場合は1泊2日の入院となることがあります。(大きなポリープや特殊な形の病変を発見した場合は高次医療機関へご紹介します)

健康診断の便潜血検査について

大腸がんも日本人には多い悪性腫瘍であり、食事の欧米化により罹患率が上昇しています。
大腸がんの発生は一般的にポリープ(腺腫)が徐々に大きくなることで癌化することがわかっているので、癌化する前の腺腫の時点で発見し摘除することが大腸がんの予防にとても重要なことなのです。
ポリープがあったとしても症状はほとんどありません。血便や便の通りが悪くなったなどの自覚症状が出現した時には既にある程度進行してしまっている可能性があります。放置すれば便が通過できなくなって腸閉塞となり、嘔吐や腹痛の症状とともに、腸が破裂して死に至る場合にもあります。
健診の便潜血検査で陽性となった場合はもちろんのこと、血縁に大腸がんの方がおられる方や血便の症状や便秘/下痢が繰り返されるなどの便通異常を自覚されている方は検査をお勧めします。40歳を目安に検査をお勧めします。
早期発見されれば内視鏡治療が可能であり、おなかを切るような手術を回避することができます。将来の身体の負担を考えれば内視鏡検査を受けてみるのも良い選択肢かと思うので、お力になれればと思います。

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