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放射線科
放射線科のご案内
放射線科では2次救急病院として必要不可欠な検査機器を導入し、早期診断、早期治療に役立つ最善の画像提供に努め、24時間体制で救急医療をサポートしています。
また、みなさまに安心して検査を受けて頂けるように線量管理システムを導入し、不必要な放射線被ばくの防止に努めています。
地域の医療機関からの検査依頼に対応できる体制を整え、2021年には「大腸CT検査技術施設認定」を取得し、地域の大腸がんの早期発見、早期治療に貢献できるよう尽力しております。
放射線科スタッフ
- 診療放射線技師:7名(女性技師 3名)
- 診療補助:1名
各種認定
- 大腸CT検査技術認定施設
- 大腸CT検査認定技師
- マンモグラフィ撮影認定技師
設置機器
- X線単純撮影装置 1台
- CT装置 (80列) 1台
- MRI装置 (1.5T)1台
- X線TV装置 2台
- 乳房X線撮影装置 1台
- 骨密度検査装置 1台
- ポータブルX線撮影装置 1台
- 外科用X線装置 1台
X線撮影検査
X線撮影検査とは、一般的に「レントゲン撮影」と言われるX線を利用した馴染み深い検査です。
全身の病変や骨折などを診断するため、胸部や腹部、骨などをいろいろな体位、方向から撮影します。
当院では2017年よりFPD(フラットパネルディテクター)というX線検出器を導入し、従来よりも低被ばくで高画質な画像を提供できるようになり、診断能の向上に役立っています。
(胸部) (腹部) (膝 人工関節) (腰椎) (肩関節)
CT検査
CT検査とは、X線を多方向から照射し、検出器で得られたデータをコンピュータで処理することにより体の輪切りの画像を得る検査です。
頭部から下肢、血管に至るまで全身が検査の対象で、様々な病気の状態や大きさ、骨折の状態などを見ることができます。
当院では、画像処理ワークステーションを導入しており、血管や骨などの3D画像を作成し、視覚的にわかりやすい画像を提供しています。医師から患者様への結果の説明の際や、手術前の計画にも役立っています。
(腹部 造影) (鎖骨 術前) (血管 動脈瘤)
2021年には大腸CT検査技術施設認定を取得し、検診で便潜血陽性となった地域の患者様の受け入れ体制を整え、地域の大腸がんの早期発見、早期治療に貢献できるよう尽力しています。
大腸内視鏡検査の様に大腸内にカメラを入れることなく大腸の検査ができるため、高齢な患者様でもリスクが少なく大腸の検査ができると好評です。
(大腸CT検査 画像) (内視鏡画像)
MRI検査
MRI検査とは、磁気と電波を利用して体内の臓器や血管を撮影する検査です。
放射線を使用しないため、被ばくの心配がありません。
他の検査ではわかりにくい、脳や脊椎などの脳神経系の疾患、前立腺や卵巣などの下腹部疾患、筋肉、靭帯、軟骨などの整形領域の疾患の抽出に優れています。また、造影剤を使用することなく血管像や胆菅・膵管を抽出することもできます。
(MRCP 胆管・膵管) (膝 半月板) (肩関節)
当院は健康診断で、脳ドック・MRI乳がん検診も行っております。
MRI乳がん検診は、マンモグラフィ検査と違い乳房を圧迫することなく乳腺の検査ができるため下記の項目に当てはまる方におすすめです。
- 胸を見られたり、触られたりすることに抵抗のある方
- 被ばくが心配な方
- 高濃度乳房と指摘されたことのある方
- 乳がんや豊胸などで乳房を手術した経験のある方
(脳ドック 横断像) (脳ドック 脳血管像) (MRI乳がん検診)
X線TV検査
X線TV検査とは、X線を用いて体内をリアルタイムで観察しながら撮影する検査です。
主にバリウムを用いて胃透視の検査を行っています。
必要に応じて、ドレーンチューブの挿入・交換、骨折の際の整復なども行っています。
(食道) (胃) (胃) (CVポート) (バルーンカテーテル) (手関節 整復)
マンモグラフィ検査
マンモグラフィ検査とは、乳房専用のX線装置を用いて乳腺の病変を抽出する検査です。圧迫板で乳房を平に引き伸ばして撮影することで、小さな腫瘤や石灰化見つけることができます。乳房を平らに引き伸ばす際には多少の痛みを伴いますが、病変の抽出の為には必要なことです。放射線による被ばくを少なくする効果もあります。
どうしてもマンモグラフィ検査の圧迫の痛みに耐えられないという方には、乳房を圧迫することなく乳腺の検査が行える乳腺MRI検査も当院では行っています。
当院のマンモグラフィ検査はすべて女性技師が担当していますので安心して検査を受けて頂くことができます。
(乳腺 マンモグラフィ)
骨密度測定検査
骨密度測定検査は加齢による骨密度の低下を調べる検査です。骨粗鬆症や骨折のリスクを判定するのに役立ちます。
当院の骨密度測定は2種類のエネルギーの異なるX線を使用して骨密度を解析できる「DEXA法」という最も精度が高い方法で検査を行っています。
検査時間は5分程度で、測定は骨折しやすい腰椎と大腿骨頸部(股関節)で行います。

